さて、絶好調でマラケシュまで到着した私たち。
○前回までのあらすじはコチラ○ ○16:00~ホテルで一息後、ジャマフナ広場目指し出発 ホテルのおじさんにもらった、超ビミョーな地図を頼りに、 夜には屋台などでいっぱいになるというマラケシュの見所「ジャマフナ広場」を目指し、 いざスークへ! 「ここ右かな・・・、あれココさっきも通ったような・・・?」 なんせ、地図には道の名前も書いてないし、道には当然のように目印もなし。 普段、碁盤の目のような歩きやすい街・札幌に住むワタシ達にとって、 この迷路のような道のりはかなり厳しい! 「これ、ヤバイですね、、、ジャマフナ広場まで行けてもホテルに帰れるんですかね・・・?」 と西口さんを振り返ると、ビミョーな表情・・・。 ヤバイ 西口さんとは今まで東京、パリ、ロンドン、イタリア・・・いろんな場所に行ったけど こんなビミョーな表情はじめて見た。 いつもの旅のパターンとしましては、方向感覚抜群の西口さんがバッチリ、ナビゲーションしてくれるんです。 「ササキ、ココは私も無理かも・・・」 「困ったなー」と思ってるとそこへひとりの男性が。 「コンニチハー ジャポネ? ジャマフナ? OK! ゴーゴー」 と、なんか案内してくれる様子。 「よかったー、いい人もいるもんだ」 とテクテクついてく。 「ココカラ、ストレート デ ジャマフナデスヨ」 「サンキュー」 「ハイ 200DH プリーズ」 「え・・・!?」 とーぜんのように200DHを請求する男性にものすごいカルチャーショックを受ける。 だって、「ついておいで」って言ってたじゃん!とか、アナタ親切な人なんだよね?とか 色んな疑問が頭をグルグル・・・とりあえず値切って50DH渡して別れる。 ○16:20~やっとスーク入り口へ。ここからまっすぐでジャマフナ広場のハズ?! ホテルのおじさんからもらったヘナチョコ地図によると、さっきの男性、わざと遠回りしてココまで連れてきた事が判明。 この辺から、私達のビビリ度は限りなく100%に・・・ かなり疑心暗鬼な気持ちで、スークの中へ・・・。 ←なんか怖そうな人いっぱい居るし・・・ いちいち「ジャポネ!」とか「キンタロ!」(ナゼ?)とかすごい声。 しかも、ぜったいフナ広場はこっちなのに「向こうだ~」みたくウソつく人も多数!!ちょっとでも迷った素振りを見せると、勝手にガイドしようとするし!みんなすごいパワー。 おそろしや~ スークの中は、北海道神宮祭みたい。たくさんの人・人・人・・・ ←ニワトリ運んでます ○16:35~スークにてはじめてのお買い物 この旅はリュックサックで挑んだため荷物を減らすことに必死になり、楽チン靴を持ってくるのを忘れてしまった自分。 お気に入りのHENRY BEGUELINのフラットシューズを履いてるけど、こんな砂埃のところ歩いてたら帰る頃にはボロボロになってしまう!!こりゃイカン! とモロッコらしくバブーシュを買うことに。 スークでは値札は無く、お値段は交渉するのが普通らしく、 「ハウマッチ」 「○○DH」(かなり高くいわれてます) 「ノー!高~~い!!やっぱやめた!」(演技) 「じゃあ、いくらなら買うんだ?」 「○○DH!」(半額以下で希望) 「オー!ムリムリ」 「じゃあ、やめる」(演技) 「負けたよ、お嬢さん。じゃあラストプライス○○DHだ」(希望どおり) ってな具合にやるわけなんです。 実際、けっこう面倒。 西口さんは「ササキ、100でも¥1300だよ」の視線。 でも私コレけっこう好きだったんです~ なんか燃えるっていうか、値切り魂が全開に・・・ ○16:50~やっとジャマフナ広場到着 ここがジャマフナ広場 やたらオレンジジュースの屋台があります。 すっごい客引き。 「ニーハオ!コンニチハー!モモタロー!」 超意味不明 朝からほとんど何も食べずに移動していたので、フナ広場の食堂みたいなところでクスクスとタジンを食べる。 おいしかったんですが、ものすごいハエとあまりの文化の違いにビックリで、食欲出ず。 ←写真もこの1枚のみ・・・ ○17:30~スークをチェックしつつ、ホテルへ戻る 超、迷いました。写真を撮る余裕はすでにありません。 ○18:30~やっっとホテルに到着 もう一生、たどり着けないかと思いました。 ○20:00~ホッとしてお腹がすく ○20:30~意を決して外出する ○20:32~夜道が怖くて、すぐに引き返す 本当に恐ろしくて泣きそうでした。 ○20:35~ホテルのおじさん(英語はわからない)に身振り手振りでパンをくれ、と必死で訴える。 ←彼が英語まったく話さないおじさん。 これは翌日の朝食時の写真 ○21:00~結局パンをもらうことが出来ず、仕方がないので早寝をする。 ホテルのおじさんにもらったヘナチョコな地図と「地球の歩き方・モロッコ編」で 今日歩いた道の復習をして、明日に備える。 座右の銘が「1食たりともムダにしない」とも言える西口さんが、 夕食を抜いた コレで、この日のワタシ達のビビリっぷりはご想像いただけると思います。 長々とすみません。 怒涛の3日目に続きます。 ニャンコがたくさんいました。
by 07nouer
| 2008-11-08 13:27
| diary
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